【キーンランドC】ビッグシーザー復調気配 函館Wコース単走で機敏な動き

AI要約

ビッグシーザーは函館Wコースで好調な調教を見せ、躍動感が戻っていることが報告されている。前走よりも良い状態だと評価されており、重賞初制覇に向けて意気込みを見せている。

函館調教場の「裏函」が閉場する中、馬は札幌に移動するために火曜日に追い切りを行い、順調に調整が進んでいる。今後の札幌開催に向けて準備を整えている。

前走の青函Sでは重量の影響もあって伸びを欠いたが、現在は疲れが抜け、状態が良好であると報告されている。オンとオフの切り替えがしっかりしており、期待が高まっている。

【キーンランドC】ビッグシーザー復調気配 函館Wコース単走で機敏な動き

 本来の躍動感が戻っている。ビッグシーザーは函館Wコース単走で機敏な脚さばきを見せて5F65秒8~1F12秒8。甲斐助手は「前走よりいいと思います」と好感触を伝えた。2走前の函館スプリントS3着から中1週だった前走の青函Sが6着。重量59キロを背負ったのもあって、本来の伸びを欠いた。「あの時はしんどかったですね。疲れが抜けきらなくて硬さがあったんですが、今はもう大丈夫です」と目を細めた。

 札幌開催中に函館が調教施設として使用される通称「裏函」もあす木曜に閉場。札幌に移動する馬は前日に退場しなくてはならず、今日の札幌輸送に備えて火曜追いを選択した。「前々からそういう話をしていましたので予定通り」と順調さを強調した。待望の重賞初制覇に向け「以前に比べても今はオンとオフがしっかりしています。フレッシュな状態で行ければ」と意気込んだ。