コパ・アメリカはベスト8敗退、南米予選は現在6位 悩めるセレソンで期待されるエンドリック、エステヴァンら若き戦力の奮起

AI要約

ブラジル代表がコパ・アメリカ後に南米予選で苦戦している状況。若手新戦力が注目される。

新戦力として、カイオ・エンリケ、ジェルソン、エステヴァン・ウィリアンが挙げられる。

指揮官ドリヴァウにとっては逆風のなか、若手選手の活躍が必要である。

コパ・アメリカはベスト8敗退、南米予選は現在6位 悩めるセレソンで期待されるエンドリック、エステヴァンら若き戦力の奮起

今夏のコパ・アメリカではベスト8でウルグアイに敗れてしまったブラジル代表。9月にはエクアドル、パラグアイとの2026ワールドカップ南米予選が控えているが、ブラジルは南米予選でも6位と出遅れている。2026ワールドカップは出場枠が増加しているとはいえ、これ以上の取りこぼしは避けねばならない。

ブラジルを指揮するドリヴァウ・ジュニオールにはかなりのプレッシャーがかかっていることだろうが、スペイン『SPORT』は9月の南米予選で召集される可能性があるフレッシュな戦力に注目している。

モナコでプレイする左サイドバックのカイオ・エンリケ、ブラジル国内のフラメンゴでプレイするセントラルMFジェルソン、そして来夏のチェルシー入りが内定しているパルメイラスFWエステヴァン・ウィリアンだ。

エステヴァンはまだ17歳と若い選手だが、国内の名門パルメイラスでは主力だ。今年はリーグ戦でも19試合で5ゴール5アシストの成績を残しており、右ウイングの位置から仕掛ける姿は世界的に話題を呼んでいる。

南米予選での取りこぼしは避ける必要があるが、同時にレアル・マドリード入りしたエンドリックを含め若手をチームに組み込んでいくことも求められる。エステヴァンもその候補者の1人だ。

指揮官ドリヴァウにとっては逆風な状況と言えるが、南米予選で信頼を取り戻せるだろうか。前線に関しては若手の奮起が不可欠で、9月の南米予選でも取りこぼしがあれば批判は避けられない。