鹿島痛恨ドロー 新加入・田川投入も首位・町田とは勝ち点5差 微妙なオフサイド判定に泣かされる

AI要約

鹿島は決定力を欠き、浦和との試合は0-0のスコアレスドローとなり、3位に後退した。

鈴木や仲間のシュートもゴールにはつながらず、微妙なオフサイド判定の影響もあり得点を挙げられなかった。

新戦力の田川は移籍後初出場も得点にはつながらず、チームは首位との勝ち点差が広がる中、逆転優勝に向けて厳しい戦いが続いている。

鹿島痛恨ドロー 新加入・田川投入も首位・町田とは勝ち点5差 微妙なオフサイド判定に泣かされる

 ◇明治安田J1第27節 鹿島0-0浦和(2024年8月17日 カシマ)

 決定力を欠いた鹿島は、痛恨のスコアレスドローで3位に後退した。浦和を上回るシュート13本も、7試合ぶりの無得点。後半15分のFW鈴木のシュートはGKの正面をつき、同36分にはMF仲間がネットを揺らしたが、微妙なオフサイド判定に泣かされ、VARでも覆らなかった。仲間は「優勝するには決着をつけないといけなかった」とぽつり。ポポヴィッチ監督は「より勝利に近かったのは我々の方」と歯がゆそうにこぼした。

 新戦力の投入も実らなかった。スコットランド1部ハーツから加入したFW田川が、後半25分に移籍後初出場。持ち味の裏抜けで最前線から打開を図ったが、得点には直結しなかった。後半戦は3勝2分け3敗と失速気味で、首位・町田とは勝ち点5差に開いた。逆転優勝への救世主として期待される25歳は「チームにまた違うアクセントを加えられるように」と前を向いた。 (坂本 寛人)