鈴木彩艶のセリエAデビュー戦評価は…元パルマGK「まだ早いが、素晴らしい補強だった」

AI要約

日本代表GK鈴木彩艶がパルマでのセリエAデビューを果たした。バッロッタ氏は鈴木を高く評価し、チームにとって素晴らしい補強だと述べた。

鈴木はフィオレンティーナ戦でFKを献上し、失点に繋がったが、バッロッタ氏は若き守護神を擁護。彼のプレーは信頼できるものだと述べた。

バッロッタ氏は、鈴木の起用はチームや守備陣などの状況を理解し、上手くコントロールしていると評価。鈴木にはさらなる成長が期待される。

鈴木彩艶のセリエAデビュー戦評価は…元パルマGK「まだ早いが、素晴らしい補強だった」

17日のフィオレンティーナ戦でセリエAデビューを飾ったパルマの日本代表GK鈴木彩艶について、OBのマルコ・バッロッタ氏が19日、パルマ情報サイト『スタディオ・タルディーニ』のガブリエレ・マヨ記者のインタビューで語った。

鈴木は今夏、シント=トロイデンからパルマへ加入すると、34歳GKレアンドロ・チチソラとのポジション争いを制して17日のセリエA開幕節フィオレンティーナ戦で先発出場を果たした。そんな鈴木について、1991年から1994年までパルマでプレーした元GKのバッロッタ氏が見解を示した。

「彼を何度か見た限り、自信を持ってプレーしているようだね。評価を下すのはまだ早いが、すでにチームや守備陣、状況を理解し、うまくコントロールしている。素晴らしい補強だったと考える」

フィオレンティーナ戦では、パルマが1-0とリードしていた75分、鈴木がミスを犯してエリア付近でFKを献上。これをクリスティアーノ・ビラーギに決められて1-1の同点に追いつかれ、パルマは2ポイントを取りこぼした。

マヨ記者が「失点に関して彼の責任を問う者もいた。彼はあの場面でもう少しうまくできたのではないか。(ビラーギの)FKも予測できたのではないかと言う者もいる」と指摘すると、元パルマGKは若き守護神を擁護した。

「予測可能というより、正直言って、あれは(ビラーギが)うまく蹴った。起こり得ることだよ。確かに(鈴木は)もっと良いプレーができたかもしれないが、正直言って、あのボールの対処は簡単ではなかったように思う」

「それに失点した時は、責任がなかったとしても、GKに責任を問いがちだ。あのシーンは、もしかしたらもっと良いプレーがあったかもしれないが、あれ以上はあまりできなかったはずだ。それに前にいる選手の配置やいろんな要素を考慮する必要がある。いずれにせよ、彼は信頼できる選手だと思う」