GK鈴木彩艶が好セーブ連発&先制点の起点に! 4季ぶりセリエA復帰のパルマはフィオレンティーナとドロー

AI要約

パルマ・カルチョとフィオレンティーナのセリエA第1節の試合の結果は1-1の引き分けだった。

パルマ・カルチョはパルマACの後継クラブで、2015年に新たな名称で発足された。鈴木彩艶は日本人初のセリエAでの先発GKとしてプレーし、デニス・マンのゴールで先制点を挙げた。

試合は1-1で終了し、次節はパルマがミラン、フィオレンティーナがベネチアと対戦する。

GK鈴木彩艶が好セーブ連発&先制点の起点に! 4季ぶりセリエA復帰のパルマはフィオレンティーナとドロー

 セリエA第1節が18日に行われ、パルマ・カルチョとフィオレンティーナが対戦した。

  パルマ・カルチョは、かつてUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身)やコッパ・イタリアを複数回に渡って制覇したパルマACの後継クラブ。経営状況の悪化が続き、2015年の破産でクラブが消滅したことに伴い、2015-16シーズンに新たな名称で発足された。アマチュアのセリエD(4部)から再スタートし、そこからセリエC、セリエBと毎年昇格し、2018-19シーズンにはセリエAへ復帰。2020-21シーズンに降格の憂き目に遭ったものの、2023-24シーズンはかつてアビスパ福岡を率いたファビオ・ペッキア監督の下でセリエB制覇を果たし、セリエA復帰を決めた。

 中田英寿氏以来となる日本人選手となったGK鈴木彩艶は先発出場。セリエAで日本人GKがピッチに立つのは、これが史上初となる。22分、鈴木のフィードが起点となり、先制点が生まれる。鈴木のフィードをエマヌエーレ・ヴァレーリが頭で落とし、最前線のアンジュ・ヨアン・ボニーへ。ボニーのラストパスを受けたデニス・マンが正確なシュートを叩き込み、ホームのパルマが先制する。後半に入り75分、フィオレンティーナは右サイドでセットプレーのチャンスを得ると、クリスティアーノ・ビラーギが直接沈めて同点とする。

 試合は1-1で終了。鈴木は先発フル出場を果たし、好セーブと精度の高いキックで存在感を示した。次節、パルマはホームでミラン、フィオレンティーナもホームでベネチアと対戦する。

【スコア】

パルマ・カルチョ 1-1 フィオレンティーナ

【得点者】

1-0 22分 デニス・マン(パルマ・カルチョ)

1-1 75分 クリスティアーノ・ビラーギ(フィオレンティーナ)