セリエAデビュー戦で得点と失点に絡んだパルマのGK鈴木彩艶 地元紙の評価は分かれる

AI要約

フィオレンティーナ戦でセリエAデビューを果たした日本代表GK鈴木彩艶は、得意のキックで先制点の起点となるプレーを見せたが、後半に起こしたミスが失点につながり引き分けに終わった。

一部のメディアは鈴木のミスを厳しく批判しているが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は自信を見せつけた姿勢を評価し、及第点を与えた。

セリエAデビュー戦で得点と失点に絡んだパルマのGK鈴木彩艶 地元紙の評価は分かれる

 1―1で引き分けた17日のホーム・フィオレンティーナ戦でセリエAデビューを飾った日本代表GK鈴木彩艶(21)について、翌18日の地元各紙の評価が真っ二つに分かれた。

 フル出場した鈴木彩は前半22分に正確なフィードで先制点の起点になるなど、得意のキックで何度も好機を演出。守備でも再三の好セーブでピンチを救った。

 ただ後半30分に冒した唯一のミスが失点につながった。ペナルティーエリア左寄りの位置でボールを確保しようとした際に勢い余ってエリア外に飛び出しハンド。これを決められて1―1で引き分けた。各紙ともこのミスを「高い代償となった」と指摘し、トゥット・スポルト紙はチーム最低タイの「5」(全て10点満点)と厳しい評価。コリエレ・デロスポルトも「5・5」を付けた。

 一方でもっとも権威のあるガゼッタ・デロ・スポルト紙はミスを指摘しながらも「ゴールマウス、飛び出しでも自信を見せつけた」と評価し、及第点の「6」を与えた。