初老ジャパン解散危機、欧州主戦場ながら帰国指令受けたメンバーが…主将「1人でも欠けたら…」

AI要約

日本代表4人(初老ジャパン)が獲得した銅メダルにより解散危機に直面しており、所属のJRAからの帰国命令が発せられている。

戸本一真は会社からの帰国要請に対し、メダルを取って方針が変わることを期待しているが、若手が育成されることも重要視している。

大岩義明主将は、この4人でのチーム編成が重要で、1人でも欠けるとモチベーションに影響が出ると語っている。

初老ジャパン解散危機、欧州主戦場ながら帰国指令受けたメンバーが…主将「1人でも欠けたら…」

 初老ジャパン、解散危機? パリオリンピック(五輪)総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本代表4人(初老ジャパン)が20日、東京・新宿区の日本オリンピックミュージアム(JOM)で会見を行った。会見後は、戸本一真騎乗のヴィンジーJRAのゼッケン(全員のサイン入り)が同ミュージアムに贈呈された。

 同種目初の銅メダルの快挙を成し遂げたが、実は解散危機に陥っている。日本中央競馬会(JRA)所属の戸本一真が、会社から世代交代で帰国することを求められている。同種目は欧州に滞在して、練習とともに各大会に出場しながら経験を積むことが大事。所属のバックアップが欠かせないが、実は戸本はJRAから「1カ月以内の完全帰国」を命じられているという。

 戸本は「メダルを取って、会社の方針が変わることを期待しているけれど、僕だけのわがままかもしれないし、他にも若手がいるので…」と話した。

 大岩義明主将は「自分は48歳だし、この4人だからパリまで頑張れた。この4人でロス五輪まで続けられるなら、ロスも頑張りたいけれど、1人でも欠けたらモチベーションが続かないかもしれない」と話した。