【神戸】天皇杯柏戦はターンオーバー 17歳浜崎健斗の公式戦デビューに期待

AI要約

ヴィッセル神戸は19日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。トレーニングでは鳥かごやポゼッション、ゲーム形式のメニューを行い、21日に柏レイソルと戦う天皇杯ラウンド16に向けて調整。

天皇杯にはリーグ戦からメンバーを入れ替えて臨むことになる。出場機会の少ない選手の起用について吉田孝行監督はコメントし、浜崎健斗(17)が注目される。

浜崎はトップチームデビュー後、自信をつけ着実に成長しており、次戦での公式戦デビューに向け準備中。

 ヴィッセル神戸は19日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。

 トレーニングでは鳥かごやポゼッション、ゲーム形式のメニューを行い、21日に柏レイソルと戦う天皇杯ラウンド16(三協F柏)に向けて調整。17日のガンバ大阪戦に先発したメンバーは軽めのメニューのみこなした。

 天皇杯にはリーグ戦からメンバーを入れ替えて臨むことになる。出場機会の少ない選手の起用について問われた吉田孝行監督(47)は「それはあると思います」とコメント。一方で「けが人もまた増えているし、最終的にはメディカルの方向を聞いて決めることになる」とG大阪戦でのスタメン組からも何人か先発させる必要がある状況を明かした。

 出場機会が見込まれる選手では、神戸U-18所属で2種登録の浜崎健斗(17)が注目される。

 7月27日に行われたイングランド・プレミアリーグのトッテトム戦でトップチームデビューした浜崎は、8月3日のフランス1部スタッド・ランス戦では途中出場からまもなくアシストを記録。「結果を残せたことで自信が付いた」と振り返る一戦では周囲に強烈なインパクトを与えた。

 この日の練習でも浜崎は独特の間で仕掛けるドリブルや積極的なシュートを披露。次戦での公式戦デビューを楽しみにさせ、自身も「1試合で人生とか決まると思ってるので、その1試合に向けて準備していきたい」と意気込みを語った。

 9月に始まるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの戦いを控える神戸にとって、柏戦は戦力引き上げのためにも重要なものとなる。浜崎ら若手や今夏加入のMF森岡亮太(33)の今後につながるパフォーマンスが期待される。【永田淳】