「女子で見たことない」 五輪で日本人金メダリストも仰天の衝撃技…マンガ級一撃は「首が心配」

AI要約

パリ五輪は11日の閉会式で幕を閉じ、17日間の大会が終了した。

大会期間中には、レスリングやバレーボールなどで視聴者を驚かせるスゴ技が見られた。

世界のトップアスリートたちが繰り出すスゴ技は、ファンを魅了しました。

「女子で見たことない」 五輪で日本人金メダリストも仰天の衝撃技…マンガ級一撃は「首が心配」

 パリ五輪は11日の閉会式で17日間の熱戦が幕を閉じた。大会期間中には見る者の胸を打つ感動のシーンや、あっと驚くようなアクシデントなど、さまざまな場面があった。そんな出来事を改めて振り返る。今回は視聴者を仰天させたスゴ技。金メダリストもビックリの大逆転劇が生まれた。

 レスリングでは、女子62キロ級で金メダルを獲得した元木咲良が大技を決めた試合があった。準決勝でグレースヤコブ・ブレン(ノルウェー)と対戦。2-7とリードされた終盤に相手を両腕で担ぎあげ、まるでフロントスープレックスのように投げた。すぐさま抑え込み、大逆転のフォール勝ちを決めた。

 日本の中継で解説を務めた2016年リオ五輪女子48キロ級金メダリスト・登坂絵莉さんも「私も女子で見たことない」と仰天。「良く返しました。前に出てきたところ、力を利用して良く投げましたね。(その後すぐに)抑え込みました。完璧です」と称えていた。

 8月10日の女子76キロ級1回戦では“マンガ級”のド迫力技が炸裂。ケネディ・ブレイズ(米国)がカタリナ・アクセンテ(ルーマニア)のバックを取ると、そのまま持ち上げて仰け反りながら後方へ投げつけた。豪快な投げ技に会場は騒然。アクセンテは悶絶して起き上がれず、担架で運ばれて退場した。X上の日本人ファンも「キン肉マンでしか見た事がないレベルの綺麗なジャーマンw」「首が心配」「かなり危険」と衝撃を受けていた。

 男子バレー日本も華麗な技で観客を魅了した。7月31日のアルゼンチン戦。後方から跳び上がった石川がバックアタックを放つかと思われたが、直前でトスに切り替えボールを西田へ。見事なフェイクセットが決まった。漫画「ハイキュー!!」でも登場する技。ネット上の日本のファンからは「リアルハイキュー拝めた!」「漫画みたい」と驚きの声が上がっていた。

 世界のトップアスリートが集うオリンピック。鍛錬を重ねて初めて繰り出せるスゴ技の数々がファンを魅了していた。