1ゴール1アシストを記録するもスタメン出場はなし “145分”の出場に留まったEURO2024をパルマーが振り返る 「プレイできないのは本当に辛かった」

AI要約

22歳のMFコール・パルマーは、チェルシーでの活躍を経てA代表デビューを果たし、EURO2024に出場したが限られた出場時間となった。

パルマーは出場機会を得られなかったことやチームの準優勝に対する悔しさを語りつつも、自身の能力に自信を持ち続けている。

今後の成長に期待が寄せられる22歳のパルマーは、新シーズンでも注目を集めることが予想される。

1ゴール1アシストを記録するもスタメン出場はなし “145分”の出場に留まったEURO2024をパルマーが振り返る 「プレイできないのは本当に辛かった」

チェルシーでプレイするMFコール・パルマーは英『Sky Sports』にてイングランド代表として参加したEURO2024を振り返った。

昨夏に少年時代から所属していたマンチェスター・シティからチェルシーへ移籍することを決断したパルマー。チェルシーで出場機会を得た22歳は同クラブで公式戦45試合に出場し、25ゴール15アシストを記録した。パルマーのチェルシーでの圧巻の活躍はガレス・サウスゲイト監督の目にも留まり、11月にはA代表デビューも飾った。

そこから瞬く間にEURO2024のメンバー入りまで果たしたパルマーだったが、本大会では限られた出場となった。準決勝でアシスト、決勝ではゴールを決めたパルマーはグループステージ第3戦のスロベニア戦から決勝までの5試合に出場したが、スタメンは0回。プレイ時間は145分のみに留まった。

所属クラブで好成績を残し、EURO期間中も出場すればいいパフォーマンスを見せていたが、サウスゲイトの信頼は勝ち取れず。パルマーにとっては準優勝に終わった悔しさだけではなく、出場機会を勝ち取れなかった悔しさもあっただろう。

「プレイできないのは本当に辛かった。新しいグループに入ることになるが、そこには何年も在籍している若者たちがいる。もちろん、新人の若い選手だった僕を、他の若い選手と同じように公平に受け入れてくれたのはみんなだった。だから、すぐに慣れることができた」

「でももちろん、プレイしながら自分自身に『なぜ?』と考えたり、自分自身に疑問を抱いたりすることはなかった。シーズン中に自分が何をやってきたか分かっていたから、自分の能力に疑問を抱くことはなかった」

また「私はただ、出場したらインパクトを与えて何かをしようと努力するだけだと思っていた」とも語ったパルマー。しかしやはり選手として選ばれている以上、プレイできないことが辛く、悔しかったようだ。

A代表としては初の国際主要大会を戦ったパルマー。チームとしても個人としても悔しい結果に終わったかもしれないが、この経験を必ず今後の成長に繋げてくれるだろう。昨シーズン大ブレイクを果たした22歳は今シーズン、どんな活躍を見せてくれるだろうか。