【阪神】痛恨ドローに岡田監督「野球勘やけどな、それはもう。誰が指示せなあかんの」/一問一答
阪神と中日の試合は4時間半超えの接戦の末に引き分けに終わった。
木浪選手の判断ミスがあり、両チームが譲らずにドロー決着となった。
岡田監督は試合内容について厳しいコメントを残した。
<中日5-5阪神>◇17日◇バンテリンドーム
阪神は4時間半超えの接戦の末に引き分けた。今季6度目。
シーソーゲームの展開になった。同点の6回に中野拓夢内野手(28)、佐藤輝明内野手(25)の適時打で2点を勝ち越し。
2点リードの9回。守護神岩崎優投手(33)が追い付かれた。2死満塁から代打福永裕基内野手(27)の打球は三遊間へ。遊撃の木浪聖也(30)がぎりぎりでキャッチ。木浪はオーバーランを刺すために、三塁手の佐藤輝に送球。だが佐藤輝が振り向いた先に尾田がいない。すでにヘッドスライディングで生還するところだった。
総力戦となった延長戦は両者譲らず、ドロー決着となった。
岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。
-9回の木浪は判断の難しいプレーだった
「木浪の判断ちゃう、サードの指示やんか。ボール追いかけてるやつ(木浪)が、そんなん、走者見られへんねんから」
-サードも見えていなかったか
「見えてなかったいうのと、見てなかったいうのは違いがあるよな。野球勘やけどな、それはもう。誰が近くで見てるの。誰が指示せなあかんの。簡単なことやんか」
-満塁にしたのが痛かった
「いやいや、結局点が入るときはフォアボールやって、ずっと言ってるやろ。向こうも点入る時そうやし、こっちもそうやんか。もうフォアボール出した時点で、もうな。そんな一番分からんバッターやんか、対戦のないような。そやろ。それにフォアボールなんやもん、しゃあないやん」
-岩崎の配置転換は
「え? 何も考えてないよ、そんなの。いま終わって」
-村上も…
「何かもう、いっぱいありすぎて答えようがないわ。そんな素人に分からんようなことがいっぱいありすぎて」