ミラン、モナコのユスフ・フォファナ獲得が間近に迫る! 移籍金最大41億円でクラブ間合意か

AI要約

モナコに所属するフランス代表MFユスフ・フォファナがミラン移籍が決定的となった。ミランは中盤の強化を求めていて、Y・フォファナの獲得を目指していた。移籍金の条件交渉がついに完了し、ミラン入りが間近。

Y・フォファナはモナコからの移籍金は2500万ユーロだとされ、4年契約にサインし、5年目の延長オプションも持つ見込み。年俸は300万ユーロ前後。

25歳のY・フォファナはフランス代表での活躍も目覚ましく、モナコでも主力として活躍し続けている。今後のミランでの活躍が期待される。

ミラン、モナコのユスフ・フォファナ獲得が間近に迫る! 移籍金最大41億円でクラブ間合意か

 モナコに所属するフランス代表MFユスフ・フォファナのミラン移籍が決定的となったようだ。『スカイ・イタリア』やフランスメディア『RMCスポーツ』など、複数のメディアが15日に報じている。

 2023-24シーズンのセリエAを2位で終えたミランは、来る新シーズンは3シーズンぶりの“覇権奪還”を目指している。昨季限りでステファノ・ピオリ前監督が退任し、今夏にはパウロ・フォンセカ氏を新監督として招へい。昨季の主力では、元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーこそ退団したものの、多くの中心選手が残留する見込みだ。

 今夏の移籍市場では、アトレティコ・マドリードからスペイン代表FWアルバロ・モラタ、トッテナムからブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルらの獲得を発表。戦力強化も着々と進めているが、補強をこのまま終わらせるつもりはなさそうだ。

 というのも、フォンセカ新監督はかねてより中盤の強化を求めており、Y・フォファナの獲得をリクエストしていたという。同選手は現在所属するモナコとの現行契約が残り1年間となっていることから、移籍金が発生する今夏に移籍する可能性が浮上しており、ミランは早々と接触を図った模様。既に選手とは口頭合意に達していると報じられた一方で、モナコが要求する3000万ユーロ(49億円)の移籍金が障壁となり、クラブ間交渉は停滞していた。

 だが、今回の報道によると、クラブ間の交渉にも発展があった模様だ。ミランはボーナスも含めた総額2500万ユーロ(約41億円)という条件でモナコにオファーを提示し、これが受け入れられたとのこと。2028年6月30日までの4年契約を締結し、1年間の延長オプションも付随しているという。年俸は300万ユーロ(約4億9000万円)前後の見込みだ。

 Y・フォファナは現地時間15日もしくは翌16日にミラノへ飛び、メディカルチェックを受けるスケジュールのようだ。移籍金の支払い方法など細部の交渉も完了しており、残すは公式発表のみだと報じられた。

 現在25歳のY・フォファナはストラスブールの下部組織で育ち、同クラブでトップチームデビューを飾った後、2020年1月にモナコへ完全移籍。モナコでも加入初年度から主力として活躍を続け、これまでに公式戦通算175試合の出場で7ゴール15アシストをマーク。また、2022年9月にはフランス代表デビューを飾り、同年末のFIFAワールドカップカタール2022でも6試合に出場。今夏に開催されたEURO2024のメンバーにも名を連ね、3試合に出場するなど、ここまで国際Aマッチ通算21試合出場3ゴールを記録している。

 Y・フォファナのミラン行きは、もはや公式発表まで時間の問題と見られている。“ロッソネロ”のユニフォームに身を包んだ同選手の姿を見られるのは、いつになるだろうか。