巨人・西舘とＤｅＮＡ・石田裕の中大同期対決中止で恩師・清水監督「２人が別の日に投げて勝てばいいです」

AI要約

清水達也監督が巨人の西舘に先発デビューを祝福し、同期である石田裕との投げ合いを楽しみにしていたが、台風により中止となったことを残念がっている。

清水監督は、西舘と石田裕が大学時代からの仲でありながら、投球スタイルや性格が異なることを指摘している。

西舘がローテーション入りし、石田裕と共に新人王を獲得するよう期待している。

　東都大学リーグ・中大の清水達也監督（６０）が１６日、２３日に先発デビューする巨人の西舘にエールを送った。台風７号の影響で１６日のＤｅＮＡ―巨人（横浜）は中止。ＤｅＮＡ・石田裕との中大同期による投げ合いがかなわなかったことを残念がりながらも、２人の今後の飛躍を願った。（取材・構成＝水上　智恵）

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　西舘が先発に回ると聞いた時、石田裕も金曜日で投げていて、もしかして…と思っていました。阿部監督も、ＤｅＮＡの４番を打つ牧もウチ（中大）だし、たまらない気持ちでしたよ。台風で中止という形になってしまいましたが、これで２人が別の日に投げてそれぞれが勝てばいいです（笑い）。

　２人は大学時代から仲が良く、同じ右腕。ですが、タイプは違います。西舘は力で行くタイプだし、石田裕は柔軟でコントロールもよく緩急も付けながら投げるタイプ。性格も全然違いますね。西舘は芯はしっかりしているんですけど、のんびりでマイペース。石田裕の方がガツガツ、前に出るような積極的なタイプです。

　そんな２人が１年目から１軍の先発で回ることになるとは…。学生時代は石田裕の方が結果が先に出ていて。それでも石田裕は西舘の球の速さを見て、いろいろ感じて試行錯誤していた。２人で影響し合って成長してくれたのかなと思います。

　西舘は（リリーフの時から）阿部監督が大事に間隔を取りながら使ってくれていた感じがあります。与えられたところでしっかりと仕事を全うして、ローテにしっかり入って、石田裕とどちらかが新人王を取るぐらいになってほしいなと思います。

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