神村学園、きょう3回戦 岡山学芸館と対戦 「まずは先取点を」

AI要約

神村学園が第106回全国高校野球選手権大会で岡山学芸館と対戦し、2年連続の8強入りを目指す。

今村投手の疲労を考慮し、早瀬投手が可能性で登板。岡山学芸館は打たせて取る戦略で勝ち上がっており、川下主将は気持ちで勝負したいと意気込む。

昨年に続き2年連続の対戦となるが、神村学園はリベンジの気持ちで臨んでいる。

神村学園、きょう3回戦 岡山学芸館と対戦 「まずは先取点を」

 【鹿児島】第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場している神村学園は大会第11日の17日、3回戦で岡山学芸館と対戦する。勝てば2年連続の8強入りだ。

 神村学園は1回戦で木更津総合(千葉)を8―5で下し、2回戦で中京大中京(愛知)に4―3で逆転勝ちした。16日は、2試合続けて完投した今村拓未投手(3年)ら甲子園で先発した選手は疲労を考慮して休養し、川下晃汰主将(3年)ら控え選手が兵庫県西宮市内で調整した。

 17日は、2試合で計281球を投げた今村投手の疲労や試合日程を考えると、最速145キロの速球を繰り出す右腕早瀬朔投手(2年)が登板する可能性がある。今春の選抜大会で登板しているが、夏は初めてになる。「状態はいい。早く投げたい」と意欲満々だ。

 対戦相手の岡山学芸館は今大会、2試合とも相手を0点に抑えて勝ち上がった。ただ得点は2試合で計3点。小田大介監督は「打たせて取るのが上手。それにここぞという時の点の取り方がうまい」と警戒する。「まずは先取点を取り、うちのペースで試合したい」と話した。

 昨年は準々決勝でおかやま山陽を6―0で下した。岡山代表とは2年連続の対戦になる。川下主将は「リベンジしようと食らいついてくると思うので、気持ちで負けないようにしたい」と話した。(宮田富士男)