「適切な制裁は70から80ポイントの減点」 有罪となればシティの降格は避けられない

AI要約

マンチェスター・シティに対する財務違反問題が進展し、9月から聴聞会が開始される見通し。

シティの有罪判決により、ポイント減点や降格などの処分が検討されている。

シティが有罪となれば、プレミアリーグ4連覇は危ぶまれる状況にある。

「適切な制裁は70から80ポイントの減点」 有罪となればシティの降格は避けられない

進展のなかったマンチェスター・シティの115件にも上る財務違反問題だが、9月からこの疑惑に対する聴聞会が開始されるようだ。10週に渡る審問が予定されており、判決は今シーズン中に下されると英『The Times』が報じている。

もし、シティが有罪となった場合は、どのような処分が下るのだろうか。4部への降格といった声も聞こえてくるが、実際にどうなるのかは分かっていない。

同じプレミアリーグのエヴァートンとノッティンガム・フォレストは、昨季収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反が指摘され、勝ち点をはく奪されている。

「私が聞いた共通の理解では、シティへの適切な制裁は70から80ポイントを減点し、チャンピオンシップで1シーズンを過ごさせるようにするもの」

前述のタイムズ紙では、プレミアリーグの幹部がシティに対する制裁についてこのように語っている。巷で言われているような4部への降格ではなかったが、これが実現すればシティでも2部への降格は避けられない。

昨季シティは91ポイントを獲得しており、今季同じポイントを獲得したとしても80ポイント減点されれば勝ち点11に。昨季の順位に当てはめると最下位のクラブとして降格することになる。

前人未到のプレミアリーグ4連覇を成し遂げたシティだが、有罪となれば5連覇を逃すことは間違いないだろう。