アルバレスマネーはどう使うべき? シティは鎌田の同僚エベレチ・エゼ獲得に向け前進中

AI要約

フリアン・アルバレスのアトレティコ・マドリード移籍が決定し、移籍金は約154億円で締結。

マンチェスター・シティは中盤補強を目指し、エベレチ・エゼの獲得に注力。

アーリング・ハーランドの控え問題解消に向け、シティはエゼを偽9番に育成する計画。

アルバレスマネーはどう使うべき? シティは鎌田の同僚エベレチ・エゼ獲得に向け前進中

正式にフリアン・アルバレスのアトレティコ・マドリード移籍が決まった。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は総額で9500万ユーロ、日本円にして約154億円で決着したと伝えられている。

マンチェスター・シティはこの移籍金をどのように活用するのだろうか。アルバレスの後釜を獲得するのが自然な流れだが、どうやら獲得を目指しているポジションは前線ではないようだ。

英『The Athletic』によると、シティが獲得に興味を持っているのは、鎌田大地が所属するクリスタル・パレスのエベレチ・エゼだという。同紙の報道によると、シティは昨季もこのイングランド代表MFに関心を寄せており、それは今も変わらないようだ。つい先日にも話し合いが行われたようで、今夏実現する可能性は十二分にある。

すでに中盤は飽和気味なシティだが、ケビン・デ・ブライネは今季で契約が切れることになっており、ベルナルド・シウバについても昨今の報道を見る限り、いつ退団してもおかしくはない。選手層の厚いシティとはいえ、さすがに中盤のエース2枚を一気に失えば戦力ダウンは避けられない。そこで今夏にエゼを獲得し、チームにフィットする時間を与えれば、スムーズに世代交代は進むはずだ。

また、アルバレスが退団したことで、アーリング・ハーランドの控え問題も浮上しており、エゼが偽9番に挑戦する未来は容易に想像できる。

唯一の懸念点は、近年プレミアリーグの中堅クラブから主力の中盤を引き抜いているが、カルヴィン・フィリップス、マテウス・ヌネスの2人がここまでパッとしないことだ。両者ともに移籍前の輝かしいパフォーマンスを発揮できておらず、シティでの地位は危うい。エゼもシティ移籍となればデ・ブライネらとポジションを争うことになるが、それらを跳ね除けることができれば、輝かしい未来が待っている。