マンチェスター・C、115件に及ぶ財務違反疑惑に対する聴聞会が9月から開始か
マンチェスター・シティはプレミアリーグの財務違反疑惑に関する聴聞会が9月から始まることが報じられている。
違反容疑は115件あり、裁判は10週間にわたり行われ、判決は来年に出る予定となっている。
マンチェスター・Cは過去の財務情報の提供不正や選手給与の不正、調査協力の拒否などで告発されており、降格や除名の可能性も取り沙汰されている。
マンチェスター・シティの違反疑惑に対する聴聞会が9月から開始されるようだ。
昨季も激しい優勝争いを制し、史上初のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・C。しかし、プレミアリーグが2018年からスタートした財務違反疑惑による調査の結果、115件の違反が見つかったとして告発されている。クラブ側は不正行為を完全に否定しており、今年秋ごろから裁判が始まる可能性が伝えられていた。
そして『The Times』によると、今回の違反疑惑に対する聴聞会は9月から開始されるという。10週間に渡る審問が予定されており、判決は来年の頭に下される予定のようだ。
また同メディアは、マンチェスター・C側がプレミアリーグに対して起こした関連当事者取引（APT）ルールの合法性を巡る訴訟について、今後2週間以内に結果が明らかになるとも指摘。この訴訟が終了した後、115件の違反疑惑に関する審問が始まると伝えている。
過去9シーズンに渡って正確な財務情報を提供しなかったことや、当時のロベルト・マンチーニ監督や一部選手の給与をごまかしたこと、さらにプレミアリーグの調査に協力しなかったことなど、115件の違反容疑で訴えられているマンチェスター・C。一部メディアによると、仮にマンチェスター・Cに重大な違反が立証された場合、降格処分や最悪の場合は除名されるなど、様々な可能性が伝えられている。今後の裁判の行方に注目が集まっている。
