今夏アビスパ福岡に加入の池田樹雷人 本拠地〝デビュー〟に「それが理想」 17日新潟戦

AI要約

J1アビスパの池田樹雷人(27)が、17日にホームのベスト電器スタジアムで行われる新潟戦での〝デビュー〟を望んでいる。

センターバック(CB)として主将や先輩選手の欠場により、池田はチャンスを待ち、練習を続けている様子が伝えられている。

池田はホームゲームの熱気を楽しみにしており、チームの戦い方や勝利へのイメージを膨らませていることが紹介されている。

今夏アビスパ福岡に加入の池田樹雷人 本拠地〝デビュー〟に「それが理想」 17日新潟戦

 J1アビスパの池田樹雷人(27)が、17日にホームのベスト電器スタジアムで行われる新潟戦での〝デビュー〟を望んだ。

 7月下旬にJ1町田から期限付き移籍で加入すると、8月7日の湘南戦、同10日の札幌戦とアウェー2連戦でベンチ入り。出番こそなかったが、後半追加タイムまで得点が動いた激闘の2試合を見守った。

 センターバック(CB)は主将の奈良竜樹が左膝の手術で約1年の長期離脱中。今季15試合に出場してきたドウグラスグローリも4試合連続で欠場している。「チャンスはどこかで来ると思うので、その時に向けてパフォーマンスを発揮できれば」と意欲的に練習を続ける186センチの池田は、本拠地での移籍後初出場へ「それが理想ですね」と意欲を示した。

 ベスト電器スタジアムではJ2愛媛に在籍していた2020年にリーグ戦でプレー。当時は新型コロナウイルス禍の影響で観客数が上限5000人と制限され、声出し応援が禁止されていたため本来の熱気を体感できなかった。それでも入団時に「キャリアの中でも行きたいチームの一つだった」と語っていた池田は「サポーターは熱いイメージがあるので、そこが今のところホームゲームで一番楽しみ」と期待する。

 練習や試合を通じ、宮大樹と田代雅也、井上聖也の3バックを見てチームとしての戦い方を脳裏に焼き付けた。「難しい選択をしないというか、中(エリア中央)にパスを入れて取られないようにしていると思う。自分が試合に入ったときも(相手DFの)裏へのパスとかで貢献できれば」と6試合ぶりの勝利へイメージを膨らませる。ホームで勝利した後、サポーターと行う恒例の「博多手一本」は7月末のファン感謝祭で体験したが「忘れちゃったので、勉強しないと」とこちらも抜かりなく備えるつもりだ。(末継智章)