【新潟2歳S】1週前追い コートアリシアンは計時エラーも半馬身先着 伊藤大師「抜け出すまでが本当に速い」

AI要約

新馬戦で好走したコートアリシアンは、計測トラブルにも関わらず圧勝し、伊藤大調教師の期待を高めている。

スターウェーブは前走に続き新馬戦を制し、距離延長にもしっかり対応していることが確認された。

モジャーリオは未勝利戦を制し、斎藤誠調教師の期待を一身に受ける存在となっている。

【新潟2歳S】1週前追い コートアリシアンは計時エラーも半馬身先着 伊藤大師「抜け出すまでが本当に速い」

《美浦》6月8日東京の新馬戦(芝1600メートル)で5馬身差Vのコートアリシアン(伊藤大、牝)は、Wコースで併せ馬。計測トラブルにより計時できなかったが、馬なりのままストライドを大きく伸ばして、外タシロ(2勝)に半馬身先着した。伊藤大調教師は「(5ハロン)68秒でラストが11秒半ぐらい。文句なしです。武器でもあり短所でもありますが、抜け出すまでが本当に速い。燃えやすい面はありますが、走ってしまえば操作性も問題ありません」と目を細めた。

6月2日東京の新馬戦(芝1400メートル)を勝ち上がったスターウェーブ(武井、牡)は、三浦騎手を背にWコースで一杯に追われて6ハロン83秒2-11秒8。外ディクスミュード(3歳未勝利)に1秒7先着、中カリーシ(1勝)に併入した。武井調教師は「距離を延ばすので、併せ馬でもしっかりコントロールできるかを見たかったが、うまくできていた。一緒に走った馬が動くので見た目は動かなかったけど、しまいの反応も良く、伸びていました」と納得の表情を浮かべた。

6月22日函館の未勝利戦(芝1200メートル)を制したモジャーリオ(斎藤誠、牡)は、Wコースで一杯に追われ、5ハロン67秒0-11秒6で併入。斎藤誠調教師は「先週まで少し緩さが残っていたが、このひと追いで変わる。洋芝で勝ち上がったが、スピードがあり、マイルに距離が延びるのも歓迎」と期待感をにじませた。