ソシエダのクラブレコード補強も、奪った得点は“4ゴール”のみ…… ヒットしなかったサディクはどこへ行く「2年間に終止符を」
2022年夏にクラブレコードで獲得したFWサディク・ウマルがレアル・ソシエダで構想外となり、売却が検討されている。
怪我や得点力不足などが原因でサディクの活躍は振るわず、ソシエダは1500万ユーロ以上の移籍金を回収したいと考えている。
27歳の中堅世代選手であるサディクは以前のアルメリアで好成績を残しているが、今後の動向が注目される。
レアル・ソシエダにとっては大誤算といったところか。2022年夏にクラブレコードとなる2000万ユーロを支払って獲得したFWサディク・ウマルが早くも構想外となってしまった。
加入初年度は開幕早々に大怪我を負ってしまったこともあり、5試合にしか出場できず。復帰した昨季こそ結果を求めたいところだったが、昨季もリーグ戦で3ゴールしか奪えなかった。ソシエダは得点源を見つけられず、最後まで得点力不足の課題は解決できなかった。
スペイン『as』は「ソシエダはサディクとの2年間に終止符を打とうとしている」と伝えているが、獲得に2000万ユーロを投じた選手だ。ソシエダ側はサディクの売却で1500万ユーロほどは移籍金を回収したいと考えているようで、買い手を探している状況だ。
サディクはソシエダでこそ振るわなかったが、前所属のアルメリアでは2021-22シーズンにスペイン2部で18ゴール9アシストの成績を残している。スペイン2部ではあるが、当時は高い評価を得ていた。
まだ27歳と中堅世代の選手ではあるが、サディクは今夏どう動くのか。ソシエダでの日々は苦い結果で終わりそうだ。