もう8月だけど? まだ新天地が見つからないスター選手(3)給与面が影響し退団…。スペインの名門を離れた男
マリオ・エルモソは現在無所属の状態で、アトレティコ・マドリードを離れた理由や転居先の候補について紹介。
左CBとして活躍するマリオ・エルモソは、ディエゴ・シメオネ監督の下で重要な役割を果たしており、そのポテンシャルが注目を集めている。
アントニオ・コンテ監督、ウナイ・エメリ監督率いるクラブの興味、さらにマンチェスター・ユナイテッド、インテル、ミランなどが獲得に関心を示している状況。
暦も8月を迎え、多くの選手が来る新シーズンに向けて順調に準備を進めている。その一方で今シーズンを戦う新天地が決まっていない選手もいる。今回は、昨季限りで所属クラブを契約満了で去り、無所属が続いている選手をピックアップして紹介する。(データは2024年8月12日現在)
DF:マリオ・エルモソ(元スペイン代表)
生年月日:1995年6月18日
前所属:アトレティコ・マドリード(スペイン)
23/24リーグ成績:31試合0得点1アシスト
2023/24シーズンまで、アトレティコ・マドリードで主に3バックの左センターバックを務めていたマリオ・エルモソも現時点ではフリーだ。ディエゴ・シメオネ監督は昨シーズン終盤の記者会見でも彼の残留を望む発言をしていたが、スペイン代表DFと給与面で折り合いがつかず、契約満了に伴い、そのまま退団となっている。
最終ラインから攻撃の起点となることができる貴重なレフティーのCBは、4バックのCBを務めた場合は対人守備で後手に回ることもあるが、3バックで守備の負担を減らせば、持ち前のボール出しの部分では違いを作り出すことができる。
昨シーズンもラ・リーガで31試合に出場するなど、ディエゴ・シメオネ監督のチームで重要な役割を担い、フェイエノールトとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節で決めたビューティフルゴールは多くのフットボールファンの中で話題となった。
そんなスペイン人DFに対しては、移籍市場当初にアントニオ・コンテ監督が就任したナポリやウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ヴィラが獲得に興味を示していたが契約はまとまらず。直近はCBの補強が必須なマンチェスター・ユナイテッドやインテル、ミランなどのイタリア勢が獲得に関心を示しているようだ。