パリ五輪帰国会見 “メダルラッシュ”のレスリング、過去最多の金メダル8個に歓喜 清岡幸大ら「幸せ」

AI要約

日本選手団がパリ五輪で史上最多45個のメダルを獲得し、帰国会見が行われた。

女子レスリングが快挙を達成し、金メダルを獲得した選手たちが喜びを語った。

日本は金20、銀12、銅13の計45個のメダルを獲得し、海外の夏季五輪では最多記録となった。

藤波朱理、桜井つぐみ、鏡優翔、清岡幸大、日下尚、高谷大地、文田健一郎など、個々の選手が感想や喜びを述べた。

会見後は解団式に出席し、JOC関係者らへ感謝の意を示す日本選手団。精力的な活躍が評価された。

 パリ五輪で史上最多45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。過去最多となる8個の金メダルを含む計11個のメダルを獲得したレスリングの藤波朱理らが喜びを語った。

 会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 同大会では、日本女子レスリングが6階級すべてでメダル獲得する快挙を達成した。女子53キロ級は、初出場の藤波朱理が公式戦137連勝で金メダルを獲得。「ずっと憧れていた五輪でレスリングできた」と充実感たっぷりに語った。

 女子57キロ級の桜井つぐみも、初出場で金メダルを獲得。「夢の舞台で活躍できて幸せだった」と振り返った。

 女子最重量級で初めて金メダルを獲得した女子76キロ級の鏡優翔は「周りの方の支えがあった。最重量級の金メダルを取れた」と感謝を口に。

 また、男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した清岡幸大は「五輪を通して楽しくできた。勇気や希望届けられた」と喜び、初出場で金メダルを獲得した男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚は「長年の夢をかなえられて良かった」としみじみ。

 男子フリースタイル74キロ級で銀メダルを獲得した高谷大地は「五輪でしか味わえない。メダル以上に価値のある試合だった」と充実感をにじませ、男子グレコローマンで1984年のロス五輪以来、40年ぶりの金メダルを獲得した文田健一郎も「3年前から次こそ金という思いでやってきた」と、東京五輪銀メダルからこれまでの軌跡を振り返った。

 日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個を獲得。総数45個は海外の夏季五輪では最多となった。会見では世界を沸かせた日本を代表するアスリートが大会を振り返った。

 会見後は同所での解団式に出席し、JOC関係者らに雄姿を披露する。