“メジャー覇者”古江彩佳が初優勝の地へ 渋野日向子、畑岡奈紗ら全英前哨戦
ISPS Handaスコットランド女子オープンが、スコットランドのダンドナルドリンクスで開催される。賞金総額は200万ドルであり、144選手が競う。
前回のパリ五輪でメダルを獲得した選手や、メジャー前哨戦となる今大会での注目選手が参加する。日本からは7人の選手が参戦する。
リディア・コー、セリーヌ・ブティエ、エスター・ヘンゼライト、古江彩佳、渋野日向子など、多くのトップ選手が争う今大会は、注目が高い。
◇米国女子◇ISPS Handa スコットランド女子オープン 事前情報◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6563yd（パー72）
白熱の戦いが繰り広げられた「パリ五輪」翌週、ツアーはスコットランドに戦いの舞台を移して2週ぶりに再開する。一般社団法人「国際スポーツ振興協会」（ISPS）がタイトルスポンサーとなり、欧米ツアーの144選手が賞金総額200万ドル（約2億9568万円）、優勝賞金30万ドル（約4435万円）をかけて争う。
次週にセントアンドリュース オールドコース開催の今季メジャー最終戦「AIG女子オープン」（全英女子）を控え、3年連続の開催となるダンドナルドリンクスが“メジャー前哨戦”の舞台。2年前に当地で米女子ツアー初優勝を飾った古江彩佳は、「アムンディ エビアン選手権」でのメジャー初制覇から5週ぶりの出場で思い出深いコースをプレーする。
渋野日向子は2週前にスポット参戦した国内ツアー「北海道meijiカップ」で9試合ぶりの予選落ちを喫して主戦場へ復帰。前年は予選ラウンドを首位通過するも16位だった試合で次週全英女子に向けて弾みをつけたい。
畑岡奈紗は古江と同じく5週ぶりのトーナメント。西郷真央、西村優菜、勝みなみのツアーメンバー、推薦枠の原英莉花を含めて日本勢7人が参戦する。
パリ五輪で頂点に立ち、金・銀・銅をそろえる“メダルスラム”を達成したリディア・コー（ニュージーランド）はツアーの殿堂入りを決めて臨む最初の試合でもある。銀メダルのエスター・ヘンゼライト（ドイツ）、前年覇者のセリーヌ・ブティエ（フランス）らオリンピアン36人もフィールドを彩る。
セリーヌ・ブティエ、古江彩佳、リディア・コー、ブルック・ヘンダーソン、パティ・タバタナキット、リリア・ヴ、ローズ・チャン、西郷真央、コ・ジンヨン、渋野日向子、畑岡奈紗、ミンジー・リー、キム・ヒョージュ、エスター・ヘンゼライト、チャーリー・ハル、西村優菜、勝みなみ、原英莉花
