【甲子園】花巻東吹奏楽部、自作楽譜で選手を後押し

AI要約

花巻東は滋賀学園に0-5で敗れ、大翔選手の打席で矢野謙次の応援歌が流れ話題に。

吹奏楽部では選手のリクエストによって応援曲を決定し、部員が歌詞を作成。楽譜がない場合は自作も行う。

千田さんは野球が好きで応援曲作成に参加し、花巻東の後半戦を全力で応援したが、勝利はならなかった。

【甲子園】花巻東吹奏楽部、自作楽譜で選手を後押し

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 花巻東0―5滋賀学園(13日・甲子園)

 出場49校の最後に登場した花巻東は0―5で滋賀学園に敗れた。

 X上では「矢野謙次」とがトレンド入り。巨人・矢野打撃コーチの現役時代の応援歌が巨人・古城茂幸3軍打撃コーチの次男・大翔三塁手(1年)の打席で流れ、話題となったようだ。

 吹奏楽部部特別顧問を務める大畠恵司先生によると、応援の曲は選手のリクエストによって決まることが多く、曲が決まると控え部員が歌詞を作成。吹奏楽部員は楽譜探しから始まる。新曲やプロ野球選手の応援歌は楽譜がないことも多く「頼むより作った方が早い」と、部長の千田紗希さん(3年)らがYouTubeで音源を聞きながら自作することもある。千田さんは藤原凛人外野手の「サイバー」の作曲を担当した。

 野球が好きという千田さんは「野球応援をしたい」と花巻東に入学。5回終了時には「後半が本番だと思う。いつも通り頑張ってほしい」と全力でトランペットを吹いたが、勝利はならなかった。