「監督はあまり戦術について話さない」 スター選手に“自由”を与えて勝つ名将アンチェロッティ流にクルトワも脱帽
AI要約
レアル・マドリードは今夏、ムバッペやエンドリックを迎えてさらに豪華になった。
指揮官のアンチェロッティは選手に自由を与えることで知られ、選手ファーストのスタイルを貫いている。
今季は既存戦力と新加入選手をうまく活かし、アンチェロッティが最適解を見つけ出すことが期待されている。
今夏にはFWキリアン・ムバッペ、セレソンの若きスター候補であるFWエンドリックも合流し、ますます豪華になったレアル・マドリード。
スターが揃っているのは嬉しい反面、コントロールが難しくもある。ただ、それを巧みに操れるのが名将カルロ・アンチェロッティだ。
昨季のレアルはアンチェロッティの下でラ・リーガとチャンピオンズリーグを制したが、アンチェロッティはそこまで複雑な戦術を使用する指揮官ではない。アンチェロッティは常に選手ファーストなのだ。
スペイン『as』によると、チームの守護神ティボー・クルトワも選手にある程度の自由を与えるところにアンチェロッティの凄さがあるとコメントしている。
「監督はあまり戦術について話さない。彼はヴィニシウスだったり、ロドリゴ、モドリッチといった選手たちに多くの自由を与えているんだ。戦術で彼らをガチガチにするのも良いことではないからね。彼らの能力を引き出さないといけない。監督は史上最高の1人だと思う」
今季はひとまず既存戦力を活かしつつ、ムバッペの才能を引き出さなければならない。簡単な作業ではないはずだが、アンチェロッティならば最適解を見つけてくるはずだ。
