【甲子園】長野日大 無失点エース捕まり敗戦 聖地での15年ぶり白星ならず

AI要約

長野日大は投打ともに実力を出しきれず、不完全燃焼で聖地を去ることとなった。先発の左腕・山田羽琉は3回で4失点を喫し、青森山田に敗れた。

打線は1点しか奪えず、青森山田の関浩一郎投手に攻略できなかった。長野大会での期待を裏切る結果となった。

09年以来の聖地出場で勝利を目指した長野日大だったが、15年ぶりの勝利はならず終わった。

【甲子園】長野日大 無失点エース捕まり敗戦 聖地での15年ぶり白星ならず

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 長野日大―青森山田(2024年8月13日 甲子園)

 投打ともに実力を出しきることができず、不完全燃焼で聖地を去ることとなった。

 「無失点エース」が強打の青森山田打線に捕まった。先発の左腕・山田羽琉(3年)は3回、守備のミスから2死満塁のピンチを招くと、連続適時打を浴びて4失点。この回途中でマウンドを降りた。長野大会では5試合、23回2/3を投げて無失点。巨人・髙梨の動画を参考に、特徴あるサイドハンドのフォームを固めた。打者の打ちづらさを追究してきたが、結果的には相手が上回った。

 打線は0―9の7回に3安打を集めて1点を挙げた。しかし最速152キロ右腕の青森山田・関浩一郎投手(3年)を攻略することができず、長野大会6試合で44得点の攻撃力を発揮することはできなかった。

 前回出場の09年には初出場で2勝を挙げた。上回る成績を目指して聖地に乗り込んだが、15年ぶりの勝利はならなかった。