【夏の甲子園140キロ超投手・大会第6日】東海大相模の2枚看板が前評判通りの快投!198センチ左腕は147キロ、期待の2年生右腕は149キロをマーク!

AI要約

東海大相模の藤田、福田投手が速球を投げ込み、坂井投手も好リリーフ。広陵の髙尾投手もガッツポーズを見せる。北陸の井黒、竹田投手も力強い投球を展開。

藤田投手は13奪三振の快投を見せ、福田投手も大会2位のスピードで登板する。坂井投手は148キロの速球を、髙尾投手は一死二、三塁のピンチを乗り越える。井黒、竹田投手は長身からの速球で詰まらせつつも苦しい展開となる。

各投手の技術や適応力、試合でのパフォーマンスが光る一日であった。

【夏の甲子園140キロ超投手・大会第6日】東海大相模の2枚看板が前評判通りの快投!198センチ左腕は147キロ、期待の2年生右腕は149キロをマーク!

 8月12日、第106回全国高等学校野球選手権大会6日目が行われた。この日の140キロ超えは8人で、前評判が高かった速球投手たちが自慢の速球を投げ込んだ。今大会の140キロ超えは33人となった。

 東海大相模の2枚看板である藤田 琉生投手(3年)、福田 拓翔投手(2年)が登板し、藤田は7回無失点、13奪三振の快投。最速147キロの速球、スライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーションで次々と三振を奪った。8回裏から登板した福田は大会2位となる最速149キロのストレートを9回裏に計測した。平均球速145.7キロも大会2位のスピードだ。

 関東一の速球派右腕・坂井 遼投手(3年)は北陸相手に6回無失点の好リリーフ。登板した4回表に最速148キロを計測し、その後は春からレベルアップしたスライダー、チェンジアップを低めに集める投球が光った。

 広陵のエース・髙尾 響投手(3年)は130キロ台後半の速球が多く、物足りなさがあった。だが、9回裏、一死二、三塁の大ピンチでこの日、最速146キロのストレートを見逃し三振で奪い、続く打者もフォークで三振に奪い、ガッツポーズを見せた。ここ一番で髙尾らしい速球を見せてくれた。

 初戦で敗れた北陸の井黒 晃佑投手(3年)、竹田 海士投手(3年)の2枚看板は関東一打線に立ち向かった。井黒は184センチの長身から最速146キロのストレートで詰まらせる投球が光った。球質の重い速球には相手の米澤貴光監督も「早めに勝負を仕掛けないといけない」と思ったという。3回裏に逆転を許してしまい、4回で降板となった。竹田は5回途中から登板。この日は調子があまりよくなく、最速144キロだった。