「いいことかも」大谷翔平のドジャース、パドレスの急接近が好材料に…?米メディア「スムーズに行けないのは…」

AI要約

 ロサンゼルス・ドジャースはナショナルリーグ西地区で首位を独走していたが、負傷者が続出し序盤の大量リードが削られている。

 ムーキー・ベッツやマックス・マンシーなどが休息を取り、キケ・ヘルナンデスなど若手の起用機会も増えている。

 パドレスとダイヤモンドバックスの追い上げがドジャースに危機感を与え、プレーオフで優勝するためのプレッシャーが増している。

「いいことかも」大谷翔平のドジャース、パドレスの急接近が好材料に…?米メディア「スムーズに行けないのは…」

 ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手らの活躍によってナショナルリーグ西地区で首位を独走していたが、サンディエゴ・パドレスとアリゾナ・ダイヤモンドバックスの追い上げに迫られている。しかし、これはドジャースにとって悪いことばかりではない。米メディア『シンク・ブルー』のアンディ・レーン・チャップマン記者が言及した。

 今季、ドジャースは負傷者が続出しているため、序盤の大量リードが削られている。しかし、ムーキー・ベッツ内野手やマックス・マンシー内野手は、これまでのシーズンよりも休息を多く取れたと考えられる。また、キケ・ヘルナンデス内野手などの出場機会を増やすこともできた。

 過去のシーズン、ドジャースはレギュラーシーズンで楽勝し、プレーオフになるのをじっと待つしかなかった。しかし、何度もプレーオフの序盤で敗退している。今季はパドレスとダイヤモンドバックスが急速な追い上げを見せており、ここ数年なかった危機感をドジャースに与えている。

 この状況にチャップマン氏は「オーナーたちはこの球団をワールドシリーズで優勝させるために、オフシーズンに10億ドル近くを費やした。そのプレッシャーは多方面に及んでいる。プレーオフにスムーズに進出できないのは、いいことなのかもしれない」と言及した。