チェルシーFWブロヤ、シュトゥットガルトがレンタルでの獲得に関心か

AI要約

シュトゥットガルトが、チェルシー所属のアルバニア代表FWブロヤの獲得に興味を示している。シュトゥットガルトは昨シーズン2位となり、新たなストライカー獲得に関心を抱いている。

ブロヤはチェルシーの下部組織出身で、2022年に右ひざ前十字じん帯断裂の大怪我を負い、復帰後も調子が上がらず、フルアムに期限付き移籍した経験がある。

チェルシーはブロヤの完全移籍を望んでいるが、シュトゥットガルトは具体的なオファーはしていない。期限付き移籍での放出に応じるかは未定。

チェルシーFWブロヤ、シュトゥットガルトがレンタルでの獲得に関心か

 シュトゥットガルトが、チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤの獲得に関心を示しているようだ。11日、ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じた。

 昨季のブンデスリーガを2位で終えてチャンピオンズリーグに参戦するシュトゥットガルトは、ドイツ人FWデニズ・ウンダヴをブライトンから買い取ることに成功。また、ギニア代表FWセール・ギラシの後釜として、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエルメディン・デミロヴィッチをアウクスブルクから獲得している。それでも、「可能であれば」新たなストライカーを期限付き移籍で獲得したいと考えており、数週間前からブロヤの名前が挙がっているようだ。

 他にも複数の候補者をリストアップしているようだが、ブロヤは獲得に動く可能性が高いターゲットの一人だという。ただ、シュトゥットガルトはまだ具体的なオファーを提示していないようだ。

 現在22歳のブロヤは、2009年からチェルシーの下部組織に加わり、2020年3月のプレミアリーグでトップチームデビューを飾った。フィテッセ(オランダ)やサウサンプトンへのレンタル移籍も経験を経験し、2022年7月にチェルシーへ復帰した。

 しかし、2022年12月に右ひざ前十字じん帯断裂の大けがで手術を受けて長期離脱。2023年9月に実戦復帰を果たしたものの、まだ本調子を取り戻すことができていない。2023-24シーズン後半はフルアムにレンタルで加入したが、8試合の出場でノーゴールに終わった。

 ブロヤは今夏のプレシーズンマッチで出場していたものの、現在はトップチームの練習から追放されていることが報じられるなど、完全に構想外であることが伝えられている。チェルシーの望みは完全移籍での売却のようだが、期限付き移籍での放出に応じることは果たしてあるのだろうか。