武豊とのコンビで凱旋門賞参戦予定のアルシファーが圧勝! 松島代表との悲願達成に好発進【ベルリン大賞】

AI要約

ドイツで行われたGⅠベルリン大賞でキーファーズの所有馬アルリファーが圧勝し、凱旋門賞への期待が高まる。

アルリファーは初の12ハロン戦でありながら、力強い走りで2勝目を挙げ、凱旋門賞への出走が決定している。

ベルリン大賞を勝つ馬は過去に凱旋門賞を勝った馬もおり、武豊にとって11度目の凱旋門賞チャレンジがビッグチャンスとして期待されている。

武豊とのコンビで凱旋門賞参戦予定のアルシファーが圧勝! 松島代表との悲願達成に好発進【ベルリン大賞】

 現地時間11日(日本時間同日深夜)、ドイツ・ホッペガルテン競馬場で行われた夏のビッグレース・GⅠベルリン大賞(芝2400メートル)は、キーファーズの松島正昭代表が共同所有するアルリファー(牡4・Jオブライエン=愛)が圧勝した。同馬は武豊とのコンビで凱旋門賞に出走することが決まっており、松島代表や武豊の悲願達成への期待がグッと高まってきた。

 おなじみのキーファーズの勝負服を身に着けた鞍上D・マクモナグルを背に1番枠からスタート。好位追走から直線はグイグイと力強く脚を伸ばすと後続を置き去りにしてGⅠ2勝目のゴールに飛び込んだ。芝1400メートルでデビューした同馬は今回が初の12ハロン戦。それでも各ブックメーカー1番人気の支持に応えて本番と同じ初距離もあっさりと克服した。

 ベルリン大賞を制して同年もしくは翌年の凱旋門賞を勝った馬はデインドリーム、トルカータータッソー、アルピニスタらがおり、この日の快勝を受けて各ブックメーカーの評価もグンと高まるはず。いずれにせよこの日「楽しみですよ」と語っていた武豊にとって11度目の凱旋門賞チャレンジはビッグチャンスとなるのは間違いなさそうだ。