【ヤクルト】長岡秀樹「なかなかない」自身初の2日連続本塁打&1試合2発 連敗脱出に貢献

AI要約

ヤクルトの長岡秀樹内野手が2日連続本塁打&1試合2発で活躍し連敗脱出を導く。

長岡は最大の見せ場で2ランホームランを放ち、チームを勝利に導く。

若手の長岡は8月も絶好調でチームを盛り立てている。

【ヤクルト】長岡秀樹「なかなかない」自身初の2日連続本塁打&1試合2発 連敗脱出に貢献

<DeNA4-5ヤクルト>◇11日◇横浜

 ヤクルトの長岡秀樹内野手(22)が、自身初の2日連続本塁打&1試合2発で連敗脱出に導いた。3安打4打点の活躍に「ピッチャーのタイミングに合わせることができていると思いますし、良いスイングができている」と手応えを口にした。

 第1打席の快音で流れに乗った。初回1死。DeNA先発ケイの直球を捉え先制の5号ソロを放つと「しんどい中で1本良いのが打てて、良い流れで次の打席に迎えた」。2点リードの3回1死二塁では中前への適時打で貴重な3点目を挙げた。

 最大の見せ場は3-3と同点の7回。1死から太田が遊撃への内野安打、増田が犠打をきっちり決めて2死二塁。「珠さんが1アウトから送ってくれたんで、なんとか自分で勝負と思って」と仲間の気持ちも背負って迎えた第4打席。カウント0-1から山崎のスプリットを捉え、打球を一直線に右翼席へと突き刺した。追い上げムードのDeNAに水を差す6号2ランで試合を決めた。

 プロ初の1試合2本塁打には「なかなかない。狙いすぎないよう気をつけます」と控えめだが、チームが挙げた5点のうち4点は自身のバットから。まさに勝利の立役者だ。8月に入って絶好調で38打数15安打、打率は3割9分5厘。打ちに打ちまくっている。22歳が、最下位に沈むチームを盛り立てる。