「誰も成し遂げていないことができたのは本当に嬉しい」日本の歴史を変えた金メダリスト鏡優翔が喜びを爆発【パリ五輪女子レスリング】

AI要約

日本代表の鏡優翔がパリ五輪レスリング女子フリースタイル76kg級で金メダルを獲得した。

鏡は大会全体を楽しむ姿勢を貫き、感極まりながらも喜びを表現した。

日本女子レスリング史上初の最重量級制覇を達成し、日本勢の金8個獲得など、パリ五輪は成功裏に終了した。

「誰も成し遂げていないことができたのは本当に嬉しい」日本の歴史を変えた金メダリスト鏡優翔が喜びを爆発【パリ五輪女子レスリング】

 日本時間8月11日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子フリースタイル76kg級決勝がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の鏡優翔がケネディ・ブレイズ(アメリカ)と対戦。3-1で勝利し、見事金メダルに輝いた。

 試合後のインタビューでは「みんなが涙を流して喜んでくれたことが一番の幸せです」と喜びを噛みしめた鏡。大会を通じて終始笑顔を見せていたことについて「ここに立つことをずっと目指してきたので、全試合、1秒1秒を楽しんでいこうと思っていた。笑顔もありましたし、もちろん緊張もありました。でもその緊張も楽しんでオリンピックを過ごしました」と話した。

 

 日本女子レスリング史上初となる、オリンピック最重量級制覇の快挙を成し遂げた鏡。「ずっと目指してきた、誰も成し遂げたことがないことを私がこの手で掴んだのは本当に嬉しいですし、今までやってきた選択の答え合わせがここでできたのかなと思います」と万感の思いを語った。

 これでパリオリンピックのレスリング競技は全日程が終了。金8個、銀1個、銅2個と“メダルラッシュ”となった日本勢にとって、最高に充実した大会となったことだろう。

構成●THE DIGEST編集部