鶴岡東が東北対決制す 佐藤俊監督「感謝しかない」 夏の甲子園

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会で鶴岡東が聖光学院を2-1で破り2回戦進出。

鶴岡東・佐藤監督は桜井選手の活躍を称賛し、相手チームの強さに触れる。

対戦相手や試合展開について謙虚な姿勢を示し、今後の成長に期待。

鶴岡東が東北対決制す 佐藤俊監督「感謝しかない」 夏の甲子園

 第106回全国高校野球選手権大会は第5日の11日、阪神甲子園球場で1回戦があり、鶴岡東(山形)が聖光学院(福島)との東北勢対決に2―1で競り勝ち、2年ぶりの2回戦進出を果たした。

 鶴岡東・佐藤俊監督の試合後の主なコメントは以下の通り。

 ◇「彼で終わらせるしかない」

 鶴岡東・佐藤俊監督 (桜井椿稀投手が完投し、4番打者としては2打点)粘り強く、彼の良い特徴が出ていた。投げて、打って、頑張ってくれた。(聖光学院は)いろんなことを勉強させていただいているチーム。きょうも予想通り粘り強く、最後までプレッシャーを感じながら良い試合をさせていただいて、感謝しかない。

 きょうは彼(桜井)で終わるしかないかなという展開だった。(桜井は)夏の山形大会前から体調不良などでチームに迷惑を掛けていた。6月とか、ずっとだめだった。足をつったりとか風邪で休んだりとかいろんなことがあった。求めるものが私も同級生も高い中、きょうはよく頑張ってくれた。

 (聖光学院は)20年くらい東北をリードされている。この舞台で対戦するうれしさもあった。(相手監督の)斎藤(智也)先生とやれるのかなと。あんまり意識しないようにはしていたが、良い試合ができて光栄だし、またこれからもいろいろ勉強させてもらえればと思い続けていきます。

 (聖光学院は)崩れそうで崩れないですし、きょうも絶対にピンチが来るだろうなと思っていたので。しっかりピンチが来ましたね(笑い)。さすがだなと。うちの生徒も分かっているので。すんなり終わらないだろうなと思っていたから対処したかなと思います。