【レスリング】元木咲良が金メダル 相手を圧倒し“オリンピアン”の父の前で歓喜

AI要約

元木咲良選手がパリオリンピック2024レスリング女子62キロ級で金メダルを獲得しました。

元木選手は父親の影響を受け、大逆転勝利を含む見事な試合を繰り広げました。

決勝ではウクライナ選手に勝利し、父親の前で金メダルを獲得する快挙を成し遂げました。

【レスリング】元木咲良が金メダル 相手を圧倒し“オリンピアン”の父の前で歓喜

◇パリオリンピック2024 レスリング女子62キロ級決勝(大会16日目=日本時間11日 シャンドマルス・アリーナ)

レスリング女子62キロ級の元木咲良選手が金メダルを獲得しました。

シドニーオリンピック代表の元木康年さんを父に持つ元木選手は、初戦を38秒でフォール勝ちすると、準々決勝はカナダの選手を相手に第1ピリオドこそ1対0でしたが、第2ピリオドで一気に突き放し11対0のテクニカルスペリオリティーで勝利しました。

準決勝はノルウェーの選手にリードを許す苦しい展開でしたが、2対7と追い込まれる中、反り投げで返し、押さえ込むと、そのまま耐えてフォール勝ち。大逆転で決勝進出を決めました。

そして父・康年さんが見守る中、決勝でウクライナのイリーナ・コリャデンコ選手と対戦した元木選手。

第1ピリオド、相手に先制を許した元木選手。2分26秒の場面でタックルを仕掛けると、バックを取りさらに回転もさせ、一気に4点を奪い逆転します。

そして4対1で迎えた第2ピリオド、38秒でタックルから追加点を奪うと、さらに回転させ4点を追加。その後も攻め続け得点を重ねた元木選手。テクニカルスペリオリティーで勝利。父の前で金メダルを獲得しました。