荒木臨時コーチのまな弟子、中京大中京・仲健太郎がV打「いいところで打ててよかった」【夏の甲子園】

AI要約

中京大中京は第106回全国高校野球選手権大会1回戦で宮崎商に4-3で勝利し、仲健太郎内野手が勝ち越し適時打を放つ活躍を見せた。

仲は荒木雅博臨時コーチのサポートも受けながら、九州のチーム宮崎商に対する意識を示し、夢の日本一達成に向けて闘志を燃やしている。

仲は初戦で活躍し、次もチャンスでチームの勝利に貢献することを目指しており、荒木さんも彼の成長を期待している。

荒木臨時コーチのまな弟子、中京大中京・仲健太郎がV打「いいところで打ててよかった」【夏の甲子園】

◇10日 第106回全国高校野球選手権大会1回戦 中京大中京(愛知)4―3宮崎商=甲子園

 中京大中京は愛知大会決勝で3打点の活躍をみせた仲健太郎内野手(3年)がバットで勝利に貢献した。同点に追いついて、なお迎えた7回2死一、三塁。浮いた変化球を左前へ運び、勝ち越し適時打とした。終わってみれば試合を決める貴重な一打となり、「100試合目は負けられないと思っていたので、いいところで打ててよかった」と笑った。

 大舞台に挑んだナインに、今春就任した元中日の荒木雅博臨時コーチもスタンドから視線を送った。日本一を目指すために故郷の熊本を離れて入学した仲を同郷の縁で気にかける荒木さん。仲の7回の打席では「抜けた変化球を打てるはず」。その言葉通りにまな弟子から一本が出て、目を細めていた。

 宮崎商については「九州のチームだったので意識していた」という仲は初戦でまず、初安打初打点を記録。「次もチャンスで一本打ちたい」。夢見た日本一達成のピースになるため、勝負強さを発揮していく。