5年ぶり弾も体調不良だった…鹿島DF安西「逆に集中して入れた」 ポポヴィッチ監督からの“攻撃指令”も

AI要約

鹿島のDF安西幸輝(29)が7日の鳥栖戦で約5年ぶりのゴールを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。体調面には不安があったが、集中力を保ちプレーに影響を与えなかった。

安西はポポヴィッチ監督の要求に応え、攻撃面での貢献を見せた。練習では元気な姿を見せ、体調面に不安はない。

11日の磐田戦では主力FWが出場停止となるが、安西はチーム全体の守備を重視し、2戦連続のクリーンシートを目指す意気込みを見せている。

 鹿島のDF安西幸輝(29)が9日の練習後に取材に応じた。7日の鳥栖戦で、J1の舞台では約5年ぶりとなるゴールを記録。クラブ選定のマン・オブ・ザ・マッチも受賞したが、実は万全の状態ではなかったという。「熱があったわけではないんですけど、ちょっと体調が悪くて…。逆に集中して入れました」。前半から異変を感じさせない安定したプレーを見せ、後半34分のカウンターで自陣からゴール前までスプリント。ラストパスを流し込んだ。中断期間中にはポポヴィッチ監督から「もっと攻撃、ゴールに関わる姿が見たい」という要求を受け、「監督に“行け”と言われていたので、しっかり実行できたのは良かった」とうなずいた。

 この日は全体練習で元気な姿を見せ、体調面に不安はないという。11日のアウェー磐田戦(エコパ)はFWジャーメイン良、FWペイショットの2トップがそろって出場停止だが、油断は禁物だ。「他の選手の特長をしっかり捉えながら守備陣はやりたい。攻撃陣は点を取れているので、僕らがしっかり守れば勝てる」と2戦連続のクリーンシート(無失点)に照準を合わせた。