セーヌ川水質懸念し棄権 スウェーデンのOWS選手〔五輪〕

AI要約

スウェーデン代表のビクター・ヨハンソンが、セーヌ川の水質に懸念を表明し、男子10キロ競技を棄権。

ヨハンソンはトライアスロン選手たちが体調を崩す事例を指摘し、水中滞在時間や飲用水の量について懸念。

競技が中止された理由やセーヌ川の水質改善策についての詳細は報告されていない。

 水泳オープンウオーター(OWS)スウェーデン代表のビクトル・ヨハンソンが、競技が行われるセーヌ川の水質に懸念があるとして、9日に予定されている男子10キロを棄権したと同国地元紙が伝えた。

 ロイター通信が8日に報じた。

 ヨハンソンはセーヌ川での競技に臨んだトライアスロン選手たちが体調を崩したと指摘。「さまざまな情報が飛び交っているが、確実に分かるのは病気になった人がいるということ。私たちは2時間も水の中にいなければいけない。飲み込む水の量は1時間に(最も多くて)250ミリリットルに達する」と語った。