3000m障害の三浦が決勝へ 「余裕あった」貫禄のぞかせる22歳

AI要約

三浦龍司が3000メートル障害予選を勝ち抜き、2大会連続の決勝進出を果たす。

実業団1年目の若手ランナーである三浦龍司は、世界最高峰のダイヤモンドリーグでも存在感を示しており、トップ選手たちにも認められるようになってきている。

東京五輪や昨年の世界選手権で好成績を収めている三浦龍司は、今後も上位入賞を目指して頑張る意気込みを見せている。

3000m障害の三浦が決勝へ 「余裕あった」貫禄のぞかせる22歳

 貫禄さえ感じるレースだった。陸上男子3000メートル障害の三浦龍司が予選を8分12秒41の組4着で走り、2大会連続の決勝へ進んだ。

 前の組より速いペースで進む中、終始4番手前後の好位置をキープ。最後の直線でも伸びを見せ、「体が動くという感覚があった。今までのレースに比べたらラストも全体的な余裕度があった」と納得の表情をみせた。

 実業団1年目の22歳。予選のスタート前の招集所では、力のあるアフリカ勢の選手とレースについて会話。世界最高峰のダイヤモンドリーグに出場を重ねる中で、トップ選手たちにもその存在を認められつつある。

 東京五輪では7位、昨年の世界選手権は6位。「徐々に(順位が)上がってきている。続くような結果を残したい」(辻隆徳)