「しっかり捉えてびゅーん」ソフトバンク正木智也が〝らしくない〟打球で2号ソロ 〝兄弟〟間の相乗効果も
AI要約
ソフトバンクの正木智也外野手が、〝らしくない〟打球で2号ソロを放った。
本塁打数で柳町達と並び、競争が相乗効果を生む。
正木は柳町に突き放すためにさらなる活躍を期待されている。
◆ロッテ3―6ソフトバンク（8日、ZOZOマリン）
ソフトバンクの正木智也外野手（24）が、〝らしくない〟打球で放物線を描いた。
山川穂高の20号ソロで追加点を加えた後の7回、内角の真っすぐを振り抜くと打球は左翼ポール方向の夜空に高々と上がった。「距離は飛んだと思ったんですけど、打った瞬間の感覚がファウルだったので立ち止まって見ていた」。
ただ、打球はみるみるフェアゾーンの方向に流れていき、そのまま左翼席に届いて2号ソロとなった。「風もありますし、ボールの内側にバットを入れられたのでそれで切れることなく戻ってきたのかなと」と分析。高々と上がった打球に関しても「バックススピンがかかって上がったのじゃなくて、しっかり捉えてびゅーんっていった打球なので、それも何か良い感じでした」と手応えを口にした。
これで本塁打数は同じ慶大の先輩、柳町達と並んだ。「『並んだぜ』って言ったら『並ばれたー』って言っていたので早く抜かしたい」と正木。「ちょっとそろそろ僕も突き放しに行かないとまた調子に乗られるんで頑張ります」と柳町。〝兄弟〟間の競争が相乗効果を生んでいる。
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