「メンタル、コンディションなどで難しさはありましたが…」広島の大迫敬介が明かす“アクシデント続きだった東京V戦”を中止にしたくなかった理由

AI要約

2024年8月7日、東京ヴェルディとサンフレッチェ広島が豪雨の中で試合を行うも、広島が1-0で勝利。

選手たちは暑い中でのプレーを避けられ、試合後には「プレーできて良かった」とコメント。

雨による中断やVAR機器のトラブルなどアクシデントがあったが、広島は結果オーライの試合だった。

「メンタル、コンディションなどで難しさはありましたが…」広島の大迫敬介が明かす“アクシデント続きだった東京V戦”を中止にしたくなかった理由

 2024年8月7日、東京ヴェルディとサンフレッチェ広島の一戦が開催された味の素スタジアムは試合前から怪しい天気に覆われていた。雷と豪雨に見舞われるのは確実という状況下で、選手たちに不安はなかったのか。ゲーム後、広島のGK大迫敬介にその疑問をぶつけると、次のような答が返ってきた。

「予報は僕らも知っていました。まあ、どうなるかという感じで試合に入りましたが、何より暑い中でプレーするよりは良かったです」

 前半20分での一時中断から90分後に再開されると、雨が降った影響もあって試合前よりもだいぶ涼しかった。だから、大迫は「暑い中でプレーするよりは良かったです」と話したのだ。

 

 広島から東京への移動の負担もあるので、ここで中止となればダメージは小さくなかった。結果的に東京Vを佐々木翔のゴールで1-0と下したこともあって、「プレーできて良かった」と大迫はそんな感想を漏らしていた。

「国内カップ戦とACLもあるので、ここで中止になるとかなり苦しくなってしまう。その点で、やれて良かったです。メンタル、コンディションなどで難しさはありましたけど、チームとしても『やりたい』と言っていたので」

 この日はVAR機器のトラブルなどアクシデント続きだったが、勝点3を手にした広島からすれば「結果オーライ」の試合だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)