藤波朱理がメダルへ向け好発進!1、2回戦ともフォール勝ちと圧倒し準決勝進出、連勝記録を135に伸ばす【パリ五輪女子レスリング】

AI要約

パリ五輪レスリング競技の女子53kg級でメダル候補の藤波朱理が順調に勝利を重ねる。

20歳の藤波は初のオリンピックで気負うことなく強さを発揮し、公式戦で135連勝を記録。

準決勝では龐倩玉(中国)とヨンナ・マルムグレン(スウェーデン)の勝者と対戦し、メダルを狙う。

 日本時間8月7日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子53kg級がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、メダル候補の藤波朱理(日本)が順当に1、2回戦を突破した。

 20歳の藤波にとってこれが初のオリンピックとなったが、大舞台でも気負うことなくその強さを存分に発揮。1回戦、ドミニク・パリッシュ(アメリカ)を相手にローリングなどでポイントを稼ぐと、第1ピリオド残り1分でフォール勝ちを収め、まずは公式戦の連勝記録を134まで伸ばす。

 

 続く2回戦でも果敢にバトフヤグ・フーラン(モンゴル)の足元を襲い、第1ピリオドを2-0でリード。第2ピリオドに追いつかれるもすぐさまポイントを奪い返し最終的にフォール勝ち。これで公式戦135連勝となった。

 準決勝はこのあと8日午前1時55分頃から、龐倩玉(中国)とヨンナ・マルムグレン(スウェーデン)の勝者と対戦する。勝ってメダルを確定させることができるか、また自身が持つ連勝記録をさらに伸ばすことができるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部