【卓球】左前腕部痛の早田ひな「ここからより上がっていける」日本女子5大会連続4強に貢献

AI要約

日本女子卓球団体がパリ五輪で快勝し、準決勝進出を決めた。

早田、平野、張本が様々な試合で力を合わせて勝利を収めた。

準決勝ではインドまたはドイツと戦うことになる。

【卓球】左前腕部痛の早田ひな「ここからより上がっていける」日本女子5大会連続4強に貢献

<パリオリンピック(五輪):卓球>◇6日(日本時間7日)◇女子団体準々決勝◇パリ南アリーナ

 21年東京五輪銀メダルで世界ランク2位の日本(早田ひな、平野美宇、張本美和)が、5大会連続の4強入りを決めた。同13位のタイに3-0と快勝した。

 第1試合のダブルスで平野とともに快勝発進した早田は「どの試合も最大限のパフォーマンスできた。明日以降も厳しい戦いが続くが、自分たちはしっかり練習を積んできて、この地に立っている。自信を持って3人で力を合わせたい」と意気込んだ。心配された左前腕部の状態については「昨日よりは良くなっているが、まだ100%は出せない。ここからより上がっていけるかな」とうなずいた。

 第3試合のシングルスにも出場した平野は「ダブルスが相手のエースペアなので勝負になると思ったが、早田選手がすごく動いてくれて私もいいプレーできた」と笑顔で振り返った。

 エース格が起用されることが多い第2試合(シングルス)を担い、安定感が光った張本は「今日は昨日と比べたらすごくいい試合をしたわけではないが、勝てたことはよかった。反省点もたくさん見つかったのでしっかり調整して行けたら」と反省を忘れなかった。

 3大会連続メダルの地力を示した日本。準決勝は8日(日本時間9日)にインド(世界ランク11位)とドイツ(同5位)の勝者と対戦する。