【K-1】女子エースの役割を担った元女子フライ級王者KANAとの契約満了を発表

AI要約

元K-1ワールドGP女子フライ級王者KANAの契約が満了し、新たなステージでの活躍が期待されている。

KANAは空手から始め、K-1で活躍し、王座獲得など数々の実績を残してきたが、最近は怪我に悩まされていた。

これからはさらなる戦いが待っているKANAの活躍に期待が寄せられている。

 立ち技打撃格闘技のK-1は7日、元K-1ワールドGP女子フライ級王者のKANA(32)との契約が満了したことを発表した。K-1は「2024年8月7日付で、K-1とKANA選手の契約が円満に満了となりましたことをお知らせします。KANA選手の新たなステージでの活躍にご期待ください」と説明した。

 KANA自身もSNSに「本日を持ちましてK-1との契約を満了しました。関わって下さった全ての皆様本当に有難う御座いました。戦うことは続けていきます。今後とも宜しくお願い致します。2024年8月7日 KANA(森本佳奈)26F-22WIN-4L-11KO」と記した。

 KANAは小学生で空手を始め、高校・大学時代には陸上でも活躍。大学卒業後にK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフの門をたたき、15年9月にプロデビュー。第2代、第4代Krush女子フライ級王座に就き、18年3月にK-1デビューを果たした。

 19年12月には初代女子フライ級王座決定トーナメント決勝でヨセフィン・ノットソンと対戦し、延長までもつれる接戦を制して、初代王座に就いた。20年3月に王者として初のスーパーファイトでグロリア・ペリトーレにKO勝利。同11月のK-1福岡大会では壽美とのスーパーファイトに敗れ、対日本人初黒星を喫した。

 その後はケガの治療で長期欠場を余儀なくされたが、22年2月にスーパーファイトでRANから判定勝利。同6月のK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」では自ら防衛戦を志願し、スーリ・マンフレディをハイキックでKOした。同12月には欧州の格闘技団体エンフュージョンの王座獲得歴を持つオロール・ドス・サントスをパンチでKOした。

 23年3月にフンダ・アルカイエスをカーフキックで戦闘不能に追い込み、2度目の王座防衛。同7月には英国のマッケンナ・ウェイドとベルトをかけて対戦。左ミドルキック一発でKOし、3度目の防衛を果たしたが、同12月のアントニア・プリフティ戦に敗れて王座から陥落していた。