開幕戦の2桁得点は2年ぶり18度目 滋賀学園の12安打は戦後最少【甲子園記録メモ】

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会1回戦で滋賀学園が有田工に10-6で勝利。滋賀学園は2年ぶり18度目の2桁得点を記録し、12安打で勝利を収めた。

滋賀学園の12安打は、戦後では12校のうち最も少ない記録。戦前を含めると、4番目に少ない記録となっている。

過去に記録された少ない安打数の試合に比べて、滋賀学園の勝利は特に優れていると言える。

◇7日 第106回全国高校野球選手権大会1回戦 滋賀学園10―6有田工(佐賀)=甲子園

 夏の開幕戦で2桁得点を挙げたのは2022年に国学院栃木が10―3で日大三島(静岡)に大勝して以来、2年ぶり18度目。滋賀学園の12安打は、戦後では12校のうち最も少ない。戦前を含めると1919年に松山商が12―4で竜ケ崎中(現竜ケ崎一、茨城)に勝った時の4安打、15年に鳥取中(現鳥取西)が14―7で広島中(現広島国泰寺)に勝った時の8安打、35年に甲府中(現甲府一)が青島中(満州)に10―3で勝った時の8安打に次ぎ、4番目に少ない。