滋賀学園の選手たちを生徒が激励、高校で壮行会 応援練習も

AI要約

滋賀学園の壮行会が行われ、生徒約400人が選手を激励した。

主将が甲子園での意気込みを語り、開幕試合の対戦相手も決定した。

生徒会長が全力の応援を約束し、生徒たちは応援の練習を行った。

滋賀学園の選手たちを生徒が激励、高校で壮行会 応援練習も

 第106回全国高校野球選手権大会に出場する滋賀学園の壮行会が5日、滋賀県東近江市の同校体育館であった。夏休みにもかかわらず生徒約400人が参加し、選手を激励した。

 選手たちは舞台に上がり、代表して門田侑也主将(3年)があいさつ。「滋賀県で優勝できたのは学校の協力、生徒の皆さんの応援があったからこそ」と感謝し、「甲子園では目の前の一戦を全力で戦い、日本一をとって優勝旗を持って来られるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

 前日にあった組み合わせ抽選会で、滋賀学園は7日の開幕試合で有田工(佐賀県)と対戦することが決まった。門田主将はそのことに触れ、「珍しい、あまり引かないところを自分が引いてしまった」と笑いを誘った。

 生徒会長の白山侑樹さん(3年)は「素晴らしい舞台で華々しいスタートが切れるように、皆さんがバッターボックスに立ったときには、打球が外野席まで飛ばせるように、追い風のような全力の応援を届けたい」と激励の言葉を述べた。

 生徒はその後、ジャズオーケストラ部の演奏に合わせてエールを送った。試合当日は全校応援をすることから、壮行会後には応援の練習をした。(仲程雄平)