【阪神】支配下復帰の高橋遥人、11日広島戦先発浮上 9連戦で「7人目の先発」に白羽の矢

AI要約

阪神高橋遥人投手(28)が11日の広島戦に先発する可能性が浮上。チームには追加の先発ローテーションが必要。

高橋は手術を乗り越え、支配下契約に復帰してから1009日ぶりに1軍登板。西勇は12日の巨人戦に回る見込み。

高橋は慎重に起用され、ビーズリーや他の投手との調整が考慮されている。チームは充実した先発投手陣で夏を乗り切る構え。

 阪神高橋遥人投手(28)が11日の広島戦(京セラドーム大阪)に先発する可能性が5日、浮上した。6日からチームは9連戦。通常の先発ローテーション6人に加え「7人目の先発」が必要となっている。7月31日のウエスタン・リーグ中日戦(バンテリンドーム)で7回4安打、9奪三振無失点と抜群だった左腕に白羽の矢が立った模様だ。

 度重なる手術を乗り越え、7月20日に支配下契約に復帰。1軍登板は21年11月6日のCSファーストステージ巨人戦(甲子園)以来1009日ぶりとなる。日曜日の先発を務めていた西勇は12日の巨人戦(東京ドーム)に回るとみられる。

 高橋は慎重に起用される方針。登板後に一度出場選手登録を抹消すれば、8日のヤクルト戦で先発する好調ビーズリーを日曜日に移し、月末の25日広島戦、9月1日巨人戦と上位チームに向かわせることも可能になる。2軍には青柳、門別、伊藤将らも控え、重厚な先発陣で夏を乗り切る。