【AS】6位発進でメダルに暗雲 最終盤の高難度技で痛恨のミス「練習からうまくできていなかった」

AI要約

パリ五輪第11日、日本代表チームが競泳のチーム・テクニカルルーティンで6位発進。

チームは銅メダル獲得を目指してフリーフーティンやアクロバティックルーティンでメダルを争う予定。

演技中に技の乱れがあり、メダル圏内から大きく遅れる状況。主将は残りの競技に向けて巻き返しを誓う。

 ◇パリ五輪第11日 競泳(2024年8月5日 アクアティクスセンター)

 チーム・テクニカルルーティン(TR)が行われ、日本(比嘉、木島、小林、佐藤、島田、和田、安永、吉田)は253・6617点で6位発進。銅メダルを獲得した16年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの表彰台へ厳しいスタートとなった。6日にフリーフーティン(FR)、7日にアクロバティックルーティン(AR)を行い、3種目の合計点でメダルを争う。

 10チーム中8番手で登場し「雷」がテーマの演技を披露。最終盤の高難度の脚技が乱れて技として認定されず、30点以上の大幅減点を食らった。トップの中国に60点近い大差をつけられ、メダル圏内の3位イタリアとも24・1687差。吉田主将は「練習からうまくできていなかった。練習でうまくできていないものは本番でもうまくできない」と唇をかみ「まだ終わりではない。切り替えて残り2日はパーフェクトな演技をしたい」と巻き返しを誓った。