9秒台の落選者は五輪史上初 最高レベルの準決勝

AI要約

3組の男子100メートル準決勝で9秒台の選手が12人も現れ、落選者も含めて8人が9秒93以下で決勝進出。五輪史上初めて9秒台の選手が残らず落選する珍しい展開となった。

決勝も全選手が9秒台を記録し、優勝者から最下位までの差がわずか0秒12となり、史上最小の差での競争となった。

9秒台の落選者は五輪史上初 最高レベルの準決勝

 3組行われた4日の陸上男子100メートル準決勝は、27選手中、サニブラウンを含む12人が9秒台で走り、9秒93までの8人が決勝へ進んだ。世界陸連によると、9秒台の落選者が出るのは五輪史上初めて。前回の東京大会では10秒00の選手が突破した。

 決勝も8人全員が9秒台をマーク。世界陸連によると優勝者から最下位までの差、0秒12は史上最小だった。(共同)