【ゴルフ】松山銅メダルに父は歓喜「3年前の悔しさがいっぺんに晴れた」

AI要約

松山英樹がパリ五輪ゴルフ男子で銅メダル獲得。最終ラウンドで素晴らしいプレーを見せ、3年前の悔しさを晴らす。

松山の父や恩師、ファンから祝福の声。日本男子初のメダル獲得に喜びと称賛が集まる。

21年東京大会でのプレーオフでの敗北から立派に成長した松山に、関係者たちは感謝と期待を寄せる。

 パリ五輪、ゴルフ男子の最終ラウンドは4日、パリ南西のゴルフ・ナショナル(7174ヤード、パー71)で行われ、首位と3打差の4位から出た松山英樹(32=LEXUS)は6バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算17アンダーで銅メダルを獲得した。

 松山の父・幹男さん(70)は、自身が経営する松山市のゴルフ練習場でファンとともに観戦。メダルが確定すると両腕を高く上げて歓喜し、21年東京大会で銅メダルを懸けたプレーオフで敗れたことを振り返り「3年前の悔しさがいっぺんに晴れた」と笑顔を見せた。

 松山の恩師、東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(62)は「あのプレッシャーの中でたいしたもん」と祝福。金メダルは逃したものの日本男子初のメダル獲得に「本人は悔しさ半分でもハッピーな部分もあると言っていたみたい。それが本音だろうからね」とねぎらった。また明徳義塾中高ゴルフ部時代に監督として指導した高橋章夫さん(74、同<右>)は「立派になられてね。もう世界の松山なんで」と目を細めた。