【小倉記念・山下の特注馬】ひと叩きしたヴェローナシチーが変身 重賞で好走した力を見せる

AI要約

前走のテレQ杯ではいい時計を出していたが、結果的に重めで8着となったヴェローナシチーが、次走に期待が持てる。

レース後の反動を心配されたが、すぐに乗り出せている様子。最近の追い切りでも好時計を出しており、上積みは十分だ。

22年の京都新聞杯で2着などの実績を持つヴェローナシチー。体が絞れているようなら、期待値は増す。

【小倉記念・山下の特注馬】ひと叩きしたヴェローナシチーが変身 重賞で好走した力を見せる

◆第60回小倉記念・G3(8月11日、中京・芝2000メートル、ハンデ)

 前走のテレQ杯では1年半ぶりの出走で、プラス14キロの馬体重。追い切りではいい時計が出ていたが、結果的に重めで8着と動けなかったヴェローナシチー(牡5歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父エピファネイア)が面白い。

 レース後の反動を心配したが、すぐに乗り出せているのは好感が持てる。8月1日の1週前追い切りでは栗東・坂路で52秒3―12秒2を出しており、上積みは十分だ。22年の京都新聞杯で2着など、本来の実力を発揮できればハンデ重賞なら十分に手が届いていい。体が絞れているようなら、期待値は増す。(山下 優)